アースケア

Earth Care

環境対策活動
「Earth Care」歩み

20年の取り組み

RSRがスタートした99年は、会場の至る所にごみの山が出現しました。環境対策活動「Earth Care」は、その翌年2000年から始まります。それから20年、ごみ分別ナビゲートからはじまった私たちの活動は、来場者の皆さんの協力を得ながら、毎年160名を超えるボランティアと共に歩んできました。これまでの活動をお伝えしていきます。

2000

自分で出したごみは、自分の手でごみ分別ナビゲート」

「自分のことは自分で」をキャッチコピーに、来場者と共に分別を行うことで、体験を日常に持ち帰ってもらうことを目的に活動を展開。2004年からはフェスティバル史上最強13分別を実施。現在では、「RSRと言えば13分別」と言われるほど浸透しています。

メッセージの入ったオリジナルごみ袋の配布

入場ゲートやテントサイトにてRSRオリジナルのごみ袋を配布。13分別の案内をはじめとした活動を来場者に伝え、共に行動するきっかけ作りを行っています。

日常につなげる具体的アクションの提案ecoアクションキャンペーンブース」

2000年当時は、会場内に散乱していたペットボトルを拾ってきてもらい、ノベルティを提供する活動から開始。ポイ捨てごみの減少とともに形を変え、近年では、世界中で問題となっている海のプラスチック問題を考え、実践に移すためのきっかけを提供しています。

2007

生ごみから堆肥に。翌年お帰りじゃがいもへRSRオーガニックファーム」

「生ごみの循環」や「地産地消」について伝える取り組み。RSR会場で発生する生ごみから堆肥を作り、石狩市内のオーガニックファームでじゃがいもを育て、翌年「お帰りじゃがいも」として来場者に届ける取り組みです。
2018年からはじゃがいものたねいも植えや収穫にも来場者を巻き込み、より参加型で実施。

2014

石狩産のエネルギーが、会場の夜を暖める焚き火にみんなで薪割り」

石狩の未活用の木材を使った薪割り体験コーナー。割った薪は、1年間乾燥させて夜の焚き火に使用。
木に触れる経験の提供を通して、森林に関心を持ち、日常でできる行動を提案しています。

2019

出店者とともに歩むプラスチック削減One tempo One action」

昨今課題視されている海洋性プラスチック問題。
プラスチックを使用した使い捨て容器を控える、環境に配慮した代替品を導入するなど、出店の皆さんの協力を得てプラスチック削減に向けた取り組みを実施。

ここから50年後へ!
いつまでも野外で気持ちよく音楽を!

これらの活動は野外ロックフェスの基本的な考えである「Do It Yourself ~自分のことは自分で~」を基に展開しています。RSRから日常へ、その日常がまたRSRへ、その積み重ねがつながり、この先50年後も、また気持ちよく音楽を聞いていられるよう、活動を続けていきます。

2000年のRSRでの環境対策活動をきっかけに設立された「NPO法人ezorock」では、「RSRオーガニックファームからのつぶやき」と称して、RSRの原点から、これまでの取り組みをお伝えする特別企画をを実施しています。詳しくはwebサイトをご覧下さい。